【べらぼう】蔦重が定信へ挑んだ次なる一手…山東京伝(北尾政演)の黄表紙『奇事中洲話』に込められた思い (2/6ページ)

Japaaan

そんな八重蔵&高尾夫婦のお隣は、文屋(文書取次)を営む瀬戸屋忠兵衛(ちゅうべゑ)と遊女の梅川(うめがわ)が住んでいます。

山東京伝『奇事中洲話』より、駆落ちする忠兵衛と梅川。

二人(こちらは人間)はもともと大坂で暮らしていましたが、二人の仲を妬む八右衛門(はちゑもん)によって濡れ衣を着せられ、江戸の中洲まで逃げてきたのでした。

こちらも暮らし向きが苦しかったので、梅川は花袖と源氏名を変え、三文字屋七兵衛(さんもんじや しちべゑ)に抱えられます。

花袖は長唄が好きだったので、しばしば八重蔵を座敷に呼びました。

いっぽう忠兵衛は家で仕事をするため、お隣の高尾とよく顔を合わせて打ち解けています。

そんな暮らしが続く中、花袖は高尾を妬み、忠兵衛は八重蔵を妬むようになりました。

花袖と忠兵衛の妬みはやがて生霊となり、花袖は高尾にとりつき、忠兵衛は八重蔵にとりついて夫婦喧嘩を始めたのです。

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