江戸の卵は1個140円!江戸時代の物価や人件費をリアルに現代換算するとこうなる (2/4ページ)

Japaaan

「東海道五十三次 見附」葛飾北斎、1804年

基準にするものによってずいぶん差が出てしまいますが、中間を採って1両13万円とした場合、千両箱は1億3,000万円となります

では、『鬼平犯科帳』や『仕掛人藤枝梅安』の時代設定あたりの物価について見てみましょう。この時代の公定価は1両=6,500文だったため、1両15万円とした場合、1文=20円となります。

酒は1升あたり200文=4,000円、鮭は1匹250文=5,000円、柿1個6文=120円と、全体として現在よりも若干割高だと言えるでしょう。

卵と米騒動

では鶏卵はどうでしょうか。鶏卵は価格の優等生であり、現在ではあまり価格が変動しないことで知られます。

しかしこれは江戸時代当時の金額でみると1個あたり7文=140円であり、現在の7倍の価格でした。

つまり、タマゴは江戸時代は高級品だったのです。現代では価格が変動しないどころか、生産者である農家にとっては鶏卵は安すぎると言えそうですね。

そういえば「令和の米騒動」は現在もコメ価格の値上がりという形で尾を引いていますが(そろそろ暴落しそうですが)、農家にとっては現在のコメ価格は、継続的な農業経営や生活の安定には必要な水準の金額です。

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