『べらぼう』”禁句”をぶつけた蔦重の戯けにプライド高き松平定信が大激怒!互いの胸中を考察【前編】 (2/6ページ)

Japaaan

NHK大河「べらぼう」公式サイトより

わざわざ詮議の場にまで出向いてきた定信の心中

1790年(寛政2年)10月に地本問屋株仲間が発足、自主検閲をすれば新刊の発行を認められることとなりました。そこで、蔦重は、『教訓読本』と書いた袋に入れて売れば、お上は中身まで調べないだろう予測。

行事(検閲する本屋仲間)たち”を言いくるめ、 吉原の『女遊びの指南書』を出版しました。けれども、お上にはバレて “絶版”を命じられ奉行所に引き立てられます。

以前蔦重は「田沼様のように、松平様に会って直接陳述をしたい」と言っていましたね。今回は取り調べという形ではあるものの、初めて定信と会う機会を得たことになりました。

かつて、蔦重を「大明神」と呼び崇めていた黄表紙ファンの定信。筆頭老中ともあろう幕府の重役が、一介の町の本屋の詮議にまで出てくるのは、「けしからぬので自ら見聞してやる」というよりも「蔦屋重三郎に会ってみたい」という好奇心が勝っていたのかも……と思いました。

「べらぼう」の森下脚本では、井上裕貴さん演じる松平定信は、子供っぽいところのある人物。難しい表情を作りながらも内心「初めて蔦屋重三郎に会えるぞ。どんなやつなんだろう」なというワクワク感と「どのような人間であろうと、言い負かしてやる」という気負いを感じました。

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