古代の天皇陵、実はほとんどが別人の墓!それでも宮内庁が頑なに学術調査を拒む理由【後編】 (4/5ページ)

Japaaan

日本最大の前方後円墳は全長486mの大山古墳(大仙古墳・仁徳天皇陵古墳)だ。この大山古墳を頂点として30位までの大きさの前方後円墳の内、23基が宮内庁の管理する陵墓・陵墓参考地であり、調査が行えない古墳となっているのである。

古墳は規模の大小を問わず、歴史的遺産として大きな価値をもつ。しかし、とりわけ大規模な古墳は、天皇や皇族といった高貴な身分の人物が埋葬されている可能性が高く、その調査によって歴史認識が大きく転換する可能性さえある。そうした観点からすれば、多くの陵墓および陵墓参考地は、未だ解明されていない歴史の核心に触れる手がかりを秘めているといっても過言ではない。

全国第2位の規模を有する誉田御廟山古墳は応神天皇陵に比定(Wikipedia)

それなのになぜ宮内庁は、陵墓・陵墓参考地の学術調査を頑なに拒むのか。そこには、陵墓は皇室の祖先の墓として、現在も祭祀が行われている神聖な場所だという考え方があるようだ。

つまり、天皇であってもひとりの人間であることに変わりはなく、学術調査という名目であっても、他人の墓を暴くことは許されないという立場をとるのである。

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