『べらぼう』“見たい…” ていの腐女子な本音に心揺らいだ歌麿を考察——プロジェクト写楽、始動【後編】 (3/9ページ)

Japaaan

「さようなものお前のほうで工面せよ!」という定信に、一際声のボリュームをあげ「質素倹約の煽りを受け、身上も半減されまして」と、嫌味たっぷりに言う蔦重は実に老獪な表情でしたね。カチンと来た定信も言い返しますが、海千山千の蔦重には敵いません。

「他の本屋にお頼みになったら〜」
「吹けば飛ぶような本屋なので、ついグチの一つも漏らしてしまうかも〜」

と蔦重の嫌味たっぷりな返しにさらにカチン顔になる定信ですが、重ねて「この仇討ちは奉行所にお届けはお出しに?」とかぶせられ、「降参」と言う表情になり口をキュッと結んだところはおかしかったですね。

控えていた家臣・水野為長(園田祥太)に目配せし、水野は蔦重の前に千両箱をそっと出します。大金を確認して満面の笑みを浮かべ、即「ありがたやまでございます!」とまったく遠慮もしません。定信は、最初からこうなる(蔦重には負ける)と予想して、大金を用意していたのでしょうか。

蔦重の横に控えていた水野の表情に笑いました。やりこめられた定信と、一切物おじしない蔦重との対峙シーンですが、どこかお互いにこの応酬を楽しんでいるような感じがしました。

NHK大河「べらぼう」公式サイトより

歌麿が描いた「変顔の女性」が写楽の画風のアイデアに

無事、軍資金を手に入れチーム蔦重はあれこれと頭を捻ります。耕書堂の一室に集まった絵師たちは「源内が描いた」と思わせる絵を描くのですが、これが難しい。

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