大奥、崩壊寸前…女中たちが通い詰めたイケメン僧侶・日潤——禁断スキャンダルの末の破滅的な結末 (2/3ページ)
千代田之大奥 歌合 橋本(楊洲)周延画 Wikipedia「大奥」より
その噂が噂を呼び、大名家の娘さんや御三家の娘さんまで彼の話を聞きつけて延命院に通うように。更には江戸城内の女の園、大奥にも話は及び、男に飢えまくっている奥女中たちは外に出る機会を得ては喜んで延命院に通うようになりました。
あまりの人気に、日潤が野心を抱くさて、そこまでもてはやされるようになると、さすがに日潤本人も気が付きます。「あれ、俺、すげえ身分の高い女にモテてんじゃね?」と。
はじめは真面目に説法していた日潤も、信者の女性たちがどんな目で自分を見ているかという事に気が付いたのです。
熱心な信者の中には大名や御三家の娘、江戸幕府に対して大きな影響力を持っている大奥の女中たちもいる。あまりにもVIPすぎる信者の層を見て、彼はこう考えました。
「この女たちをうまく利用すれば、金はもちろん、延命院の地位を高めて大きな力を手に入れる事ができるかもしれない」。
裏・日潤始動!彼はそれからというもの、奥女中や良家の娘さんのような女性信者たちと個人的にアポを取るようになり、表向きはありがたい説法や祈祷をし、その後、彼女たちを本堂の中の部屋へと導き入れるようになりました。
何をしていたかというと、もちろんその部屋に用意されていた1組の布団であんなことやこんなことをしていたのです……。