戦国時代、忍者が本当に使っていた「忍び六具」とは?派手さゼロなのに恐ろしく実戦的なリアル装備 (2/5ページ)
竹筒の中に火打石(ひうちいし)と火打金(〜がね)、そして火口(ほぐち)を入れたものです。
火打石と火打金を打ちつけて火花を起こし、火口に引火させて火種を作ります。
灯りを点けたり煮炊きしたり、火を放ったりするために使われました。
しかし火打の音が聞かれてしまうことがあるため、そういうケースでは袖火(そでび)と呼ばれる携帯用の火種を持参したそうです。
また灯りもなるべく光が漏れないよう、栄螺火(さざえび)や入子火(いりこび)という携帯用証明具を用意することもありました。
三尺手拭(さんじゃくてぬぐい)とはその名の通り、長さ三尺(約90.9センチ)の手拭です。タネも仕掛けもありません。
こんなモノが忍具なの?とがっかりされた方がいるかも知れませんが、これがなかなか役立つのです。
主な用途は以下の通り。
一、覆面として顔を隠す。
一、包帯として傷の手当てに。
一、敵の首を絞める。
一、ロープ代わりに使う。
一、泥水を濾過して飲む。
一、石を包んで武器にする。
一、濡らして音を鳴らす。
一、登攀具として使う……等々。
最後の登攀具とは、どんな使い方なのでしょうか。
手拭を濡らして勢いよく壁に叩きつけると、摩擦と吸着力でなかなか剥がれなくなります。これを手がかりにして跳び上がり、高い塀などを登ることができました。
