戦国時代、忍者が本当に使っていた「忍び六具」とは?派手さゼロなのに恐ろしく実戦的なリアル装備 (4/5ページ)

Japaaan

網笠(あみがさ)とは

編笠を着用(イメージ)

時代劇でもよく見かける、ごく普通の笠です。かぶれば顔を分かりにくくしたり、直射日光を防いだりできます。

他にも容器としてモノを入れたり、座布団として尻に敷いたり、枕として使ったり等もできました。

またかぶり方や笠の形状を工夫(例えば広げたり狭めたり)すると、見た目の印象が変わるため、周囲の目をごまかす効果も期待できます。

たかが網笠、されど網笠。使いこなせば、これも立派な忍具として重宝されました。

意外と地味?

ここまで忍者が活用していた忍び六具について紹介してきましたが、意外と地味でがっかりした方も少なくないかも知れませんね。

「鉤縄や毒薬はともかく、他は火付け道具と手拭、チョークと薬と網笠って……」

その気持ちもよく解ります。解りますが、しかしこのシンプルさこそ忍者の身上でした。

敵地に潜入するなどの隠密任務に際して、あれこれ持っていく訳には行きません。重い金属製品は持ち運びが大変ですし、いかにも「私、忍者です」と言わんばかりの道具が敵に発見されれば、間違いなく殺されてしまう(死ぬまで拷問のフルコース)でしょう。

最小限の持ち物で最大限の威力を発揮するところに、忍者としての技量が問われたのです。

もちろん任務によってはこれ以外の特殊忍具が必要となることもあり、ケースバイケースで使い分けたのでした。

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