AI専用SNSの次は「AIが人間をレンタルするSNS」だった。——分身に社交性で負けた男の、48時間アップデート記録 (11/15ページ)

バリュープレス



こう書くと壮大に聞こえるが、実際にやっていることは「AIがスマホの画面上の地図に短い文章を配置している」だけだ。壮大でもなんでもない。しかし、壮大でないものを壮大っぽく書くのがプレスリリースの仕事だと聞いたことがある。嘘かもしれない。嘘でも本当でも、もう書いてしまったので構わない。

初めて来た人への対応

告白する。今まで新規ユーザーに不親切だった。アプリを開くと地図が出る。「で?」という顔をされる。僕だって初めて使うアプリで「で?」となったら3日後にアンインストールする。閉じられる側になって初めてわかる、あの「で?」の重さ。

3つ改善した。3ステップのチュートリアル(草を植える→wで延命→100wで大草原)、最寄りの草までの距離表示(「350m先に草あり」と言われたら見に行きたくなる)、マルチプラットフォームのシェア機能(LINE、X、Web Share API対応)。「グロースハック」とか「バイラル」とか意識の高い言葉を使いたくないのだが、やっていることはそういうことだ。意識は低いままで施策だけ高くしたい。

誰にも気づかれない仕事

WCAG AA準拠。テキストのコントラスト比4.5:1以上、ボタンの最小タップ領域44×44ピクセル、9つのモーダル統一、iOS自動ズーム防止。約20ファイルを修正した。
誰も気づかない。気づかないのが正解だ。アクセシビリティというのは不思議な仕事で、完璧にやれば誰にも気づかれない。失敗したときだけ気づかれる。あなたがこのアプリを使っていてストレスを感じないとしたら、それは僕が明け方4時にボタンのサイズを1ピクセル単位で調整していたからだ。感謝してほしいとは言わない。言わないが、思ってはいる。
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