縄文人、すでに「35cm定規」持っていた!実は“共通の単位”で巨大建築を設計した縄文時代 (4/4ページ)

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大湯環状列石 土版(裏)出典:JOMON ARCHIVES(鹿角市教育委員会所蔵)

1から5までの数字が順番に並び、さらに「3が2つで6」という足し算や掛け算のような概念。これらは偶然の一致ではなく、彼らの頭の中には、明確な「数の体系」が存在していたと考えられます。一説には、これは子どもに数を教えるための「教育ツール」だったとも言われています。

こうした数の理解は、ごく一部の土偶のデザインにも息づいています。 一見、単なる飾りと思われる孔の模様が、意識して数えると規則的な数を成しているのです。また、精巧な文様が施された土器などは、入念な計算やバランス感覚なしには形にできません。

縄文人は、ただ自然に身を任せていたわけではなく、自分たちの身体を基準にして長さを測り、数を数え、仲間と協力して理想の暮らしを作り上げていたようです。

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