『豊臣兄弟!』直(白石聖)の孤独と別れの予感…“家族の輪”に入れなかった直は豊臣秀長の原点だった (3/8ページ)

Japaaan

幼い頃からずっとお互いをよく知っていた直と小一郎。NHK大河『豊臣兄弟!』公式サイトより

小一郎が「生きておれば十分」が直の本音だった

鵜沼城に人質になっている兄の命を助けるため、鵜沼城の城主・大沢次郎左衛門(松尾諭)に着せられた濡れ衣をはらそうと奔走する小一郎。

母・姉妹とその夫たち・寧々・寧々の父・浅野長勝(宮川一朗太)の“家族”会議で、小一郎はある策を提案します。

必死な小一郎をじっと見つめる直。その表情はちょっと複雑そう。

「小一郎は、いつも兄者のことで頭がいっぱいだな」という表情と「これ以上、小一郎の身が危うくなってしまわないのかしら」という心配そうな表情でした。

第3話『決戦前夜』で、“侍”という存在にとことん嫌気が差した小一郎は村へ帰ろうとしました。けれど、直は「あんたが侍になったのは、あんた自身のためでしょ!」と、喝を入れ、なぜ村を捨ててきたのかを思い出させました。

そして、第4話『桶狭間!』では、目の前で繰り広げられる殺戮に恐怖を感じた小一郎は「俺は戦で死にとうない、生きて帰りたい」と叫びます。無事に帰還した時、直は人目も憚らずに小一郎を抱きしめ「生きておればそれで十分じゃ!」と言いましたね。

「死にとうない」は、人の命を奪う戦いに直面した者の、正直な言葉。
「生きておれば十分」は、ただ無事を祈り待つしかできない者の、正直な言葉。

「『豊臣兄弟!』直(白石聖)の孤独と別れの予感…“家族の輪”に入れなかった直は豊臣秀長の原点だった」のページです。デイリーニュースオンラインは、豊臣兄弟!豊臣秀長戦国時代豊臣秀吉大河ドラマカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る