『豊臣兄弟!』直(白石聖)の孤独と別れの予感…“家族の輪”に入れなかった直は豊臣秀長の原点だった (5/8ページ)
小一郎に望まれて一緒に付いてきたものの、直にとって「ここは私の居場所だ」と心の底から思える場所が今だにない状態です。
寧々の侍女として支える浅野の家の家族でもなく、豊臣姉妹・夫婦・母の住む家の家族でもない直。
だから、結婚して世帯を持つことで、戦国の世で侍としての道を歩み始めた小一郎にとって「私は貴方が帰ってくる唯一の場所=家」になりたかったはず。
「私が心配しているのは藤吉郎さんじゃない。あんたよ。ずっと兄者兄者って。あんなやつのために死んだら承知しないから。私はあんたにずっと生きていてほしいの。」
いつも兄者、兄者ばかりで自分と一緒になることなど二の次になっている小一郎に、本音をぶつけた直。
「私と◯◯◯とどっちが大事なの!?」なんて、一般的には“うざがられる代表的なセリフ”ですが。
今まで、小一郎をずっと励まし「生きておればそれで十分じゃ!」と思っている直だからこそ、沁みる素直で率直な言葉でした。
藤吉郎を心配する寧々と、小一郎を心配する直。NHK大河『豊臣兄弟!』公式サイトより
「豊臣家族」の“輪”に入れなかった直藤吉郎が無事に帰還して寧々にプロポーズし、ここに「豊臣家」が爆誕した場面。全員が藤吉郎と寧々を囲み嬉しそうに笑っていましたね。