犬は7000年前から“家族”!老犬も見捨てない…縄文人の犬への愛情が想像以上に深かった (1/5ページ)

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犬は7000年前から“家族”!老犬も見捨てない…縄文人の犬への愛情が想像以上に深かった

この何十年、ペットといえば犬が主流でしたが、近年は猫の人気がそれを上回るようになったと言われます。しかし日本列島の歴史をたどると、人と犬の関係は猫よりはるかに古く、その関係は縄文時代までさかのぼります。

人と犬、そして猫はどのような関係を築いてきたのでしょうか。

【縄文時代】最愛のパートナーだった犬との関係

縄文人は狩猟に犬を伴い、重要なパートナーとして扱ってきました。そして人間と同じように埋葬することもありました。

日本最古の「埋葬された犬」は、愛媛県の 「上黒岩岩陰遺跡(かみくろいわいわかげいせき)」で発見されました。

その石灰岩洞窟から、土器と共に大小2体の犬が丁寧に埋葬された状態で見つかりました。骨は科学分析によって、今から約7000年前のものと判明しています。

ちなみに当時の犬・縄文犬は、現代の柴犬に似た小型犬であったことが分かっています。

「柴犬」 出典:Wikimedia Commons

時代が進むにつれ、犬の埋葬例は各地で増えていきます。
千葉県の「高根木戸遺跡(たかねきどいせき)」では、住居跡の床面に3頭の犬が折り重なるように埋葬されていました。そのうち1頭は左前脚が不自由な12歳以上の老犬でした。骨折などで歩行が困難になった犬を、老衰で亡くなるまで世話をしていた可能性があるといいます。

こうした老犬の骨は他の遺跡でも見つかっており、縄文人が犬を単なる狩猟のパートナーではなく、共に生きる存在として大切にしていたことをうかがわせます。

また、人と犬の関係がさらに深いものだったと見られる埋葬例も見つかっています。

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