『豊臣兄弟!』お市と浅井長政の夫婦愛は今後どうなる?柴田勝家との再婚・悲劇の運命までを考察 (8/9ページ)
さらに、旧浅井家家臣の手引きで近江国に移り、やはり浅井家の残党・浅井治郎左衛門の案内で伊賀の下友田に移り住み、53歳に亡くなったとのこと。
治郎左衛門は、荼毘に付されたお市の喉仏を保管し続け、今では三重県伊賀市の浄光寺にある浅井長政の供養塔に納められているという話があります。
この生存説の背景は、「それからのお市の方―北ノ庄落城異聞」の作者中島道子氏によると、浅井の残党が結束を維持していくためにお市伝説を作ったのではといわれています。
最後に実はお市に関する歴史的な資料は少ないそうです。そのためか、大河ドラマに登場するお市・信長像は時代とともに変化しています。
信長のキャラクターは冷酷な絶対君主から、近年では「繊細さや孤独を持ち合わせるカリスマ」というイメージに、お市は、悲劇の美女から、自分で生き様を選ぶ芯の強さ、知性の持ち主というイメージに変化しているそうです。
前項でご紹介したように、「豊臣兄弟!」は「男の数だけ女性もいる」という考え方で、女性のキャラクターもドラマティックに描いていくのがコンセプトのよう。「ばちばちの男同士の戦だけではない」のが、このドラマの魅力だと感じます。
お市と長政の関係、のちの柴田勝家との再婚など、どのように描かれるのでしょうか。(今のところ、勝家の隠しきれないお市に対する想いがちょいちょい顔にでていますね)今後の展開も見逃せません。
