『豊臣兄弟!』第9回、あの“謎の武将”は誰だ?斎藤龍興の忠臣・長井隼人正道利の最期【後編】 (4/7ページ)
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また、この雌伏の期間に紹喜を通じて信玄との誼を深めていたとも考えられます。『崇福寺文書』には、信玄が道利に宛てた書状の中に「あなたとは特に親しいのでうれしい」との記述があり、両者の関係の深さをうかがうことができます。
しかし、そのような状況の中、1561年(永禄4年)5月、義龍が33歳という働き盛りの年齢で急死してしまうのです。
龍興の筆頭家老として表舞台へ再登場父・義龍の急死により、わずか15歳で美濃国主となった斎藤龍興。政権発足当初は、武井夕庵(たけい せきあん)をはじめ、稲葉良通(演:嶋尾康史)、氏家直元(演:河内大和)、安藤守就(演:田中哲司)ら美濃三人衆が合議制で政務を支え、龍興を補佐していました。
しかし、強敵であった義龍死去の報を得た織田信長は、ただちに美濃侵攻を開始します。龍興にとって喫緊の課題は、この信長の侵略への対応でした。
斎藤龍興。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
こうした状況の中、道利は再び頭角を現し、斎藤家の筆頭家老として表舞台に躍り出ます。