無礼な職場から「礼節」のある職場へ行動変容に特化した「シビリティトレーニング」を開発・提供開始 (2/6ページ)
一方で「ハラスメントとまでは明確に言えないが、不快感を覚えるような言動」「あまり良くはないと分かっているが、ついやってしまう言動」といった特徴に代表される、「インシビリティ」というコミュニケーションについてはまだ多くの企業に残された課題であると言えます。
特に、新入社員が現場に配属される時期においては、配属先の先輩や上司による何気ない「インシビリティ(無礼な言動)」が、新人のリアリティ・ショックを増大させ、早期離職を招く要因の一つとなっています。また、人的資本経営の重要性が高まる中、社員一人ひとりのエンゲージメント向上は不可欠であり、その基盤となる心理的安全性を確保するための具体的な打ち手が求められています。シビリティ(礼節)を高めることは、単なるマナーの範疇を超え、組織全体のパフォーマンスを最大化させるための喫緊の経営課題であると私たちは捉えています。
ピースマインドではこの課題に対するソリューションとして 2023 年に「インシビリティマネジメント®研修」を開発し、数多くの企業で実践してまいりました。導入企業からは本当にたくさんのご好評の声をいただいていたのですが、その中には「インシビリティという課題に取り組む中で生まれた、この”会社をさらに良くしていこう”という流れをもっと推進していきたい」という前向きなフィードバックが数多く含まれていました。
そこで企業の中に生まれたムーブメントを一層推進していくため、また目指すべきネクストステージを具体化する一環として、引き続きハラスメント及びシビリティに関する研究の第一人者である神奈川県立保健福祉大学大学院 津野香奈美教授による監修のもと、「シビリティトレーニング」の開発を行いました。
シビリティトレーニングでは従来のハラスメント防止教育にありがちな「マイナスをゼロに近づける」というアクションから「プラスを増やしていく」というアクションへの転換が企図されており、参加者が自らの言動を振り返りながら、より良い職場作りのための立ち振る舞いやコミュニケーションの在り方について体験的に学ぶことができるプログラムとなっています。