4月に急増する「謎の胃痛・下痢」 新生活ストレスが胃腸を壊しやすい理由を専門医が解説 (3/3ページ)
長時間の座りっぱなしも避けたい。
⑤ストレスをため込まない 新しい環境では無理をしがち。自分なりのリラックス方法を持ち、適度に休息をとることが胃腸トラブルの予防につながる。
こんな症状が出たら早めに受診を「胃腸の症状は『よくあること』と我慢してしまう方が多いですが、症状が2週間以上続く場合は一度医療機関に相談してください」と安江先生は強調する。
特に、血便・黒い便・体重の急な減少・発熱を伴う腹痛・食事がとれないほどの吐き気がある場合は早急な受診が必要だ。これらは胃潰瘍や炎症性腸疾患、まれに消化器がんのサインである可能性もある。
また、40歳以上の方や、これまで胃カメラ・大腸カメラを受けたことがない方は、この機会に検査を検討することを安江先生はすすめている。
「検査で原因をしっかり確認することが、安心への第一歩です」
新生活のスタートは、体も大きな変化の只中にある。胃腸の不調を「気のせい」と片づけず、体からのサインとして受け止め、早めのケアを心がけたい。
取材協力
天王寺やすえ消化器内科・内視鏡クリニック
https://www.tennoji-naishikyo.com/
院長 安江 千尋 先生(消化器内科専門医)
日本消化器病学会 専門医・指導医 / 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医 / 日本内科学会 総合内科専門医