【豊臣兄弟!】共闘から決裂へ…織田信長と戦い続けた足利義昭(尾上右近)、執念の生涯[後編] (3/9ページ)

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これが一般に「室町幕府滅亡」とされる瞬間です。しかし、ここで見逃してはならない点があります。義昭は、将軍職を解かれてはいなかったのです。

むしろ信長は、和解と帰京を求めて羽柴秀吉(演:池松壮亮)を使者として派遣しています。しかし、義昭サイドが信長に相互人質を要求したため交渉は決別。この申し出に激怒した秀吉が「公方様は行方不明になったと報告するので、どちらへでもお行きになるがよい」という捨て台詞を残して、交渉の席を蹴って退出してしまったと伝えられます。

羽柴秀吉。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK

秀吉の行動の真意はさておき、このことは信長にとって、まだ義昭に政治的に利用価値があること。また、彼を放逐することは危険だと考えていたことを示しているといえます。そして、信長のこの心配は、約2年半後に現実となってしまうのです。

中国を治める毛利輝元を頼り室町幕府を存続

京都を追われた義昭は紀州由良へ移り、各地の大名に御教書を発して挙兵を促します。しかし、この時点では応じる者はほとんどいませんでした。

一方の信長は、朝倉義景、浅井長政(演:中島歩)を滅ぼし、さらに長篠の戦いで武田勝頼を撃破。

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