朝ドラ【風、薫る】“怖い。人が” りん(見上愛)の呟きが刺さる…明治のコレラと令和のコロナに共通する差別と恐怖 (5/9ページ)
『風、薫る』のドラマの発想はコロナ禍での体験から
昔は、コレラ流行時、民間で根拠のない療法が流行りました。
・コルクを焼いて粉にして飲む
・トラの骨を使った薬を薬問屋が販売
・玄関にヤツデや5月節句の幟や門松を飾る
・疫病退散のために金や太鼓を叩いて狼煙をあげる
・生水よりも炭酸入りの飲料ラムネが効く
など。ラムネは爆発的に売れたそうです。
令和のコロナ禍のときも、疫病病封じの妖怪「アマビエ」のイラストやグッズが流行りましたね。
脚本家の吉澤智子さんによると、この『風、薫る』の話を受けたのはコロナ禍明けの頃だとか。コロナの経験から、看護と医療、公共の福祉、医療と社会のバランスの難しさを改めて強く感じたそうです。
それを踏まえ「世の中に『看護』という概念が日本に根付き始めたときの難しさや、看護学の発展の原点を描きながら、今に通じる物語を描くのは面白いのでは」と思ったそうです。