お寺の香炉で煙を浴び身を清める風習はなぜ?宗教を超えて広がる“煙”による祈りと浄化の思想 (3/4ページ)

Japaaan

見立反魂香(鈴木春信、江戸時代・18世紀)

キリスト教

カトリックや東方正教会などの伝統的なキリスト教のミサ(礼拝)では、鎖で吊るされた金属製の器を振り回す「振り香炉」というものがあります。鎖を持って振ることで、中の炭に空気を送り込み、煙を絶やさず大量に出し、参列している信者たちに向かって振られます。

これは、聖書(詩編 141:2)にある「わたしの祈りが捧げる香の煙のように立ち昇りますように」という一節の再現で、信者の祈りが神に届く様子を表しています。

ちなみに中に入っているのは、主に乳香という樹液の樹脂。イエス・キリストが誕生した際、東方の三博士が捧げた「黄金・乳香・没薬」の一つとしても有名です。

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