朝ドラ『風、薫る』短い人生を駆けた異才…シマケンこと島田健次郎(佐野晶哉)の実在モデル・鄭永慶の生涯 (5/7ページ)

Japaaan

英語を身に付ければ女性でも仕事はいくらでもある」と勧められて、和の心は動いたそうです。

和は植村正久牧師の弟、植村正度が経営する英語塾に通って英語を学ぶように。(英語塾に通ったのは「永慶が英語を薦めた」のではなく「自身で決めた」とする説もあります)

ちなみに、ドラマの吉江善作(原田泰造)牧師のモデルは、植村正久だといわれています。

優しくて泣き虫な吉江先生(NHK「風、薫る」公式サイトより)

大関和と親しかった男性、木下尚江という存在

史実では、鄭永慶が亡くなった明治27年(1894)、大関和は37歳で知命堂病院産婆看護婦養成所の兼任講師となっています。永慶と和は同い年の再婚・独身同士でしたが、恋愛関係だったかどうかは不明です。

そして、もう一人、シマケンこと島田健次郎のモデルでは?と推測されている人に、木下尚江という実在の社会運動家がいます。

彼は、明治24年(1891)に、大関和が越後高田の「廃娼運動」に参加したときに出会ったとか。木下は、和の聡明さや行動力に惹かれ親しくなり結婚まで考えました。

けれども、木下の学校の後輩・相馬愛蔵(※)は大反対。というのも、木下は恋愛対処となる女性がたくさんいた遊び人で、愛蔵は、「生真面目な和と結婚したら彼女を傷つける」と考えたからだそう。

木下は和との結婚は諦めて、彼女の一番弟子の女性と結婚しました。

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