朝ドラ『風、薫る』短い人生を駆けた異才…シマケンこと島田健次郎(佐野晶哉)の実在モデル・鄭永慶の生涯 (6/7ページ)
※相馬愛蔵:日本で初めてクリームパンを販売した新宿中村屋の創業者。のちに登場する看護学習で受け持つ患者、丸山忠蔵(若林時英)のモデルだといわれています。
「新しい翼」を得たりんが羽ばたく
島田健次郎のもうひとりのモデル候補・木下尚江と初めて出会ったとき大関和は37歳。第一医院外科局長、知命堂病院の看護婦長などのキャリアを経て講師になった頃です。
和が英語を学び始めたのは、23〜24歳頃。
『風、薫る』のドラマでは、離婚を決意し東京に出てきて瑞穂屋で働くようになったりんは、シマケンに刺激を受け英語を学ぶことになる……という脚本です。
りんはまだ20代なので、やはりシマケンのモデルは鄭永慶と考えたほうが自然なのではないでしょうか。
「身につけた学問は『世を渡る翼、身を守る刀』になる」
シマケンが気づかせた「語学」という新しい翼。りんの「This is my life」が始まる予感がします。これからその翼でどのような空へと羽ばたいていくのか楽しみですね。