脂っこい食事、早食い、寝る前の食事…胃腸トラブルを招くNG習慣とは? 消化器専門医が解説 (2/4ページ)

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これらは胃炎や潰瘍だけでなく、将来的ながんリスクにも関与すると考えられています」


「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」も重要

食生活も、胃腸の状態を大きく左右する要因だ。

現代人の食生活には、消化器に負担をかけやすい習慣が多く含まれているという。例えば脂っこい食事は胃の排出を遅らせ、胃もたれや逆流性食道炎を引き起こしやすい。

また、忙しい日常の中で習慣化しがちな早食いにも注意が必要だ。

「早食いは咀嚼が不十分になり、消化に負担がかかります。さらに空気を多く飲み込むため、お腹の張りやガス症状の原因にもなります」

食べ過ぎも胃腸に負担をかける要因の一つだ。消化能力を超えた食事量は胃痛や下痢などの症状につながるだけでなく、肥満や生活習慣病のリスクも高める。

さらに、食物繊維不足も便秘の原因になる。

「食物繊維は腸内で便の“かさ”を作る役割があります。不足すると便の排出が滞り、便秘になりやすくなります」

日常生活の中で見直しやすいポイントとして、鈴木先生は次の3つを挙げる。

・寝る3時間前は食べない
・食事は急がずゆっくり食べる
・1日1回は野菜や海藻を意識して取り入れる

「極端な食事制限をするよりも、小さな習慣改善を続けることが消化器の健康につながります」

ストレスで胃痛や腹痛が起こる理由

ストレスがかかると胃痛や腹痛、便秘などの症状が出ることがある。これは「脳腸相関」と呼ばれる仕組みによるものだ。

「脳と腸は密接に連携しています。ストレスがかかると自律神経のバランスが変化し、胃腸の働きに影響が出ます」

ストレスによって交感神経が優位になると、胃腸の動きが抑制され、胃痛や便秘が起こることがある。

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