【豊臣兄弟!】松永久秀の最期に残された“平蜘蛛”の謎…本物と偽物をめぐる第20回を考察 (5/11ページ)
大した御覚悟でございます」と感嘆し、寧々は「殿を思う気持ちは男も女も変わりはありませぬ」と答えていました。皆の「殿を思う気持ち」は本物です。
「こんなものでわしの心は動かない」と、うるさそうに1枚は足で退けて見せた信長ですが、それ以上のことはしません。小一郎の行動力と、羽柴の家族たちの思いや覚悟は「本物である」と認めたのでしょう。
「わしの心は動かない……じゃが。この者たちの願いはあるいは天運を呼び寄せたか」という言葉に、その思いが込められているようでした。
助命を願う人がこんなに多い秀吉。NHK大河『豊臣兄弟!』公式サイトより
本当だろうが嘘だろうが「生きていてこそ」松永久秀の再びの裏切りで、とりあえず命拾いした秀吉。
許す条件として「久秀が平蜘蛛を渡せば謀反は不問にする」と命じられ、信貴山城に籠城する久秀の元に小一郎を伴い、談判へ向かいます。
心を許している豊臣兄弟だったために話を聞く久秀。
「平蜘蛛を差し出せば大和国をわしに戻してくれるのか?わしが欲しいのは大和のみ」という久秀に、「なにゆえそこまで大和にこだわられるのか」と問う小一郎。
その答えとして、どこまで本当でどこまでが嘘がわからない話をする久秀とのやりとりが面白かったですね。
「大和の地にはお宝が眠っておる。