朝ドラ「風、薫る」看病婦と看護婦見習いが助け合う日は来るのか…明治時代の看護の過酷な現実 (4/9ページ)

Japaaan

病院側が見習いを重んじるようになりさらに反目

もともと好意的ではなかった既存の「看病婦」たち。りんたちに対して病院が一目置くようになったことでさらに面白くありません。

院長から看病婦らに「学問を身につけた“ナース7”から看護を学べ」とお達しが下されます。反発する看病婦たちに助教授の藤田邦夫(坂口涼太郎)は、「看護だけではなく『ふるまい』も学ぶように!」といって、感情を逆撫でします。

案の定、永田フユは「へ〜え、生意気かと思ったらお武家さんかい」と嫌味をいうわ、須永ヨシ(明星真由美)はわざとお茶をこぼし「お上品な雑巾の吹き方教えておくれ」と挑発するわ。

さらに、病棟看病婦は、まだ食事中の患者・小野田里久(宮地雅子)のご飯を勝手に下げる始末。東雲ゆき(中井友望)が「まだ、お食事中です」と止めるも、「時間ないの!」「だいたいあの患者、そんなに長くないんだからっ!」と思いやりのカケラもない暴言を吐く始末。これは本当、最悪。

ゆきは「お言葉ですがナイチンゲールの教えでは」と言い返しますが、まったく聞く耳も持ちません。そもそもナイチンゲールが誰か知らなさそう。私なら「まだ、患者さんが食べてる途中でしょうがぁ〜!」と『北の国から』ばりにブチギレます。

そして、玉田多江(生田絵梨花)が、抱いている患者の赤ん坊を「ちょっと見ていてください」と頼んだ看病婦の三浦ツヤ(東野絢香)は、「私は見習いと違うの!いちいち赤ん坊預かっていたら仕事にならない」と怒鳴る始末。赤ん坊が苦手なようです。

今後、看病婦と看護婦がお互いにフォローしあう関係性が築かれていく前振りだとしても……次から次へと続く態度の悪さには、腹が立ちました。

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