朝ドラ「風、薫る」直美が目指す“届ける看護”…モデル・鈴木雅が日本初の『派出看護』を始めた理由 (4/8ページ)

Japaaan

怪我で動けないフユの夫の「訪問看護」をしたりんと直美。NHK「風、薫る」公式「X」より

お金がなく病院を断り続けた長屋の住人を看取る

そして、第15週『差し出せぬ手』のとき。

りんと直美が住む家に、長屋に住む丸山(若林時英)が助けを求めてきました。具合の悪かったトヨの容体が悪化したのです。

長屋に住む皆に囲まれて亡くなったトヨ。病院に連れて行こうという提案も医者を呼ぼうという提案も「お金がないから」と断り続けていたトヨでした。

直美は、自分が看護婦なのに「お金がないと病院にもいけない、医者も呼べない」という厳しい現実を突きつけられました。

けれども、涙は流すものの、取り乱すことなくトヨの脈を冷静にとり、最期を看取ります。

具体的な計画はまだないにしても、「お金がなくて医療にアクセスできない人がいるなら、こちらから出向きたい」という思いを強くしたのではないでしょうか。

また、在宅でも「自分は誰かの死を冷静に看取ることはできる」と確信したような気もします。

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