ゼットリンカー、卸売業の商品登録を自動化しAIがタグ・説明文を生成した開発事例を公開。定型業務の自動化を人件費とシステム費で比較する進め方も示す (2/7ページ)
・商品説明文を担当者が個別に書き起こしていたため、書き手によって粒度や表現がばらつき、記載の薄い商品がそのまま残っていた
・タグ付けの明確な基準がなく担当者の裁量に委ねられていたため、同種の商品が別々の分類に入り、検索で目的の商品にたどり着けないことがあった
・商品点数の増加に伴い、手作業前提の運用では登録が追いつかない見通しが立っていた
■ 導入効果:3つの成果
【成果1】商品登録工数の削減 … 1件ずつの手入力を、一括取り込みと自動登録に置き換え
【成果2】商品情報の充実 … AIが説明文の草稿を生成し、記載の薄い商品を解消
【成果3】分類のばらつき解消 … AIタグ付けで、担当者ごとの分類基準の差を抑制
具体的には、次の効果が生じています。
・商品登録が自動化され、1件ずつ入力していた工数を確認・修正中心の作業に置き換え
・説明文の草稿をAIが生成することで、記載が薄いまま放置される商品を減らし、商品情報の充実度を底上げ
・タグ付けの基準がシステム側に寄ったことで、担当者ごとの分類のばらつきを抑制
・タグが揃うことで商品検索の精度が上がり、社内での商品の探しやすさが向上
・商品点数が増えても登録作業が破綻しない、拡張に耐える運用体制を確保
・手作業の入力工程が減ったことで、登録漏れ・転記ミスの発生余地を縮小
・登録作業から解放された担当者が、仕入先との交渉や品揃えの検討といった本来の業務に時間を使える体制を実現
・商品データが一元化され、売れ筋分析・価格見直しなど次の打ち手に必要な土台を構築
・AIの出力を人が確認してから反映する運用により、生成物の品質を担保したまま自動化の効果を得られる形を確立
なお、本事例における削減時間・削減金額の実測値は公表していません。効果の大きさは商品点数や体制によって変わるため、次章で示す考え方に沿って、御社の数字で見積もることを前提としています。