ゼットリンカー、卸売業の商品登録を自動化しAIがタグ・説明文を生成した開発事例を公開。定型業務の自動化を人件費とシステム費で比較する進め方も示す (6/7ページ)
■ 「今回は見送る」も、PoCの成果
PoCのあとは、評価レポートをもとに次の3つから選べます。どれを選んでも、PoCの結果は無駄になりません。
・本番化する … 試作に手応えがあれば、セキュリティ・運用を補強して業務に載せます
・システムごと見直す … 検証の中で「そもそも今の仕組みから変えたい」となることもあります。その場合は開発全体をご提案します
・今回は見送る … 「今はやらない」も立派な結論です。評価レポートは残るので、時期が来たら再開できます
当社は「この業務には今のAIは合わない」という結果も、本開発に進む前に分かったという成果だと位置付けています。合わなかった理由をまとめた評価レポートをお渡しするため、時期や前提が変わったときに、ゼロからの検討をやり直す必要がありません。
■ 進め方について
・社内データの取り扱い … NDA(秘密保持契約)を締結し、どのデータをどのAIサービスに渡してよいかを最初に取り決めてから進めます
・AIの知識について … 「AIで何ができるのか分からない」という段階からで問題ありません。業務の棚卸しからご一緒します
・期間 … 業務の棚卸しから評価まで1〜2ヶ月が目安です。テーマを絞るほど短くなります
・費用 … 検証するテーマと規模によって変わるため、ヒアリングの上で無料でお見積もりします。本開発より小さく始められる範囲でご提案します
■ 代表コメント
「今回公開した卸売業の事例は、商品登録というくり返し発生する作業が対象でした。こうした定型業務の人件費は給与に含まれているためコストとして見えにくいのですが、『時給×人数×時間』で計算してみると、決して小さくない金額がその作業に使われていることが分かります。
私たちがPoCで最初にやるのは、実は開発ではなく『何ができたら成功と言えるのか』を関係者の言葉にすることです。ここを決めずに作り始めると、動くものができても判断ができません。
PoCは決して安い買い物ではありません。