『豊臣兄弟!』三法師の誘拐は史実?秀吉の“暴挙”、お市&勝家再婚の真意…第30回放送の真相考察 (5/7ページ)
果たして秀吉は、自分で上げてしまった天下獲りのハードルをどう乗り越えていくのか、注目が集まります。
対秀吉で結束!お市と勝家の結婚
お市と勝家。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK
永年想いを寄せ続けたお市との政略結婚を持ちかけられ、激怒する勝家。秀吉はそこまで読んだ上でけしかけたのでしょうか。
秀吉の話を聞いた茶々(井上和)が「母上を何だと思っているのか」と憤っていましたが、そりゃあなた、戦国時代の武家女性はみんな政略のコマです。もちろん戦国時代の武家男性が、みんな合戦や政務のコマであることは言うまでもありません。
勝家はこれまで正室を迎えたことがなかったようで(庶子がいるので妾はいた模様)、織田家とのつながりを持つならまたとない好機だったと考えられます。
ちなみにお市との結婚について、勝家は堀秀政にあてた書状でこのように記していました。
一つ、羽筑と申し合わす筋目 相違無き事
付けたり 縁辺の儀 弥其の分に候※『南行雑録』より、天正10年(1582年)10月6日付書状
【意訳】秀吉(羽柴筑前)と清須会議で決定したことについて、異存はない。追加。