【豊臣兄弟!】利家はなぜ勝家を裏切った?中川清秀の描かれ方に疑問…史実をもとに第32回放送の考察 (2/10ページ)

Japaaan

劇中でも(アプローチはともかく)秀吉が利家に対して調略をしかけていたように、利家は開戦前から秀吉と内通していたという説が有力のようです。

しかし実際には、利家が兵を引き揚げる際に、秀吉らの軍勢が前田勢に追撃を仕掛けていました。

その時に殿軍を務めた前田家臣の横山長隆(よこやま ながたか)が討死しています。仮に「利家が内通していた訳ではない」というアリバイ作りで戦ったにしても、やり過ぎでしょう。

こうしたことから秀吉と利家の間に密約はなかったとも考えられますが、あるいは密約はあったのだけど、それが現場にまで徹底されていなかったとも考えられます。

豪姫を養女に出していたことや、その後の処遇を考えると、利家と秀吉はあらかじめ通じていたと考えるのが自然かもしれません。

「別の者とやれ」勝家が利家にかけた別れの言葉

勝負あり、勝家が利家にかけた惜別の言葉は。NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより。🄫NHK

裏切りを責めることもなく、あくまで織田家老としての使命をまっとうせんとする勝家に対して、初めて利家は刃を向けることとなりました。サブタイトル「賤ヶ岳(しずがたけ)の決闘」とは、両雄の戦いを指していたようです。

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