特殊車両通行許可(特車許可)制度の違反防止に関する注意喚起記事を公式サイトに公開しました (3/14ページ)

バリュープレス




特車違反は「運転手だけ」の問題ではない


特殊車両通行許可制度の違反について、注意したいのは、単に運転手が許可証を持っているかどうかだけではないという点です。
例えば、「許可証は取得しているから大丈夫」とは限りません。重要なのは、実際の運行が許可証の内容と一致しているかです。
具体的には、許可された車両であるのか、許可された重量以内であるか、許可された寸法以内であるか、許可された経路を通行しているか、許可された時間帯を守っているか、徐行等の条件を守っているか、誘導車の配置などの条件を守っているか、その他、許可証に記載された条件を守っているかといった点を確認する必要があります。
国土交通省の「特殊車両通行ハンドブック」でも、違反車両に対して警告や措置命令が行われ、悪質な違反者については行政指導内容の公表、許可・回答の取消し、告発の対象となることが説明されています。


WIM(車両重量自動計測装置)による違反の把握


特殊車両の違反対策で重要な役割を果たしているのが、WIM(Weigh-In-Motion:車両重量自動計測装置)です。
国土交通省は2008年の特殊車両の指導取締り強化において、車両重量自動計測装置によって違反車両の通行実態を継続的に把握し、繰り返し違反を行う事業者に対して指導警告を行う仕組みを強化しました。
現在も、国土交通省の特殊車両通行ハンドブックでは、取締基地における警告だけでなく、WIMの計測結果による警告についても説明されています。
繰り返し警告を受けた場合には、国道事務所等において「是正指導書」が交付され、再び違反行為を行わないよう是正することが求められます。
つまり、特殊車両の運行については、「一度くらいなら大丈夫」という考え方は非常に危険です。
日常的な運行の中で違反が繰り返されれば、その運行実態が把握され、行政指導や許可取消し、告発等につながる可能性があります。


悪質・常習的な違反では「許可取消し」の可能性も


特殊車両通行許可制度では、違反に対して単に警告するだけではありません。
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