14歳で初婚、結婚4回…朝ドラ『ブラッサム』石橋静河が演じるヒロインモデル・宇野千代の激動の生涯 (6/7ページ)

Japaaan

戒名は謙恕院釈尼千瑛、彼女の命日は薄桜忌(はくおうき)と命名されます。

これは昭和34年(1959年)の伊勢湾台風で枯死寸前だった薄墨桜(うすずみざくら。岐阜県本巣市)に心を痛め、全国的な募金活動や岐阜県知事への陳情など、保護に尽力したことが由来だそうです。

そのお陰で薄墨桜は樹勢を回復し、今日も元気な姿を見せてくれています。

「桜は、私の故郷の花であった。私の心の花であったのである」

「さくらは幸福の花。私は桜が大好き」

まさに桜吹雪のような人生にあって、千代は命の限り咲き誇ったのでした。

終わりに

今回は朝ドラ「ブラッサム」ヒロイン葉野珠のモデルとなっている宇野千代について、その生涯をたどってきました。

結婚と離婚を4回ずつ繰り返し、また様々な恋愛や同棲を重ねた彼女は、よくも悪くも実にバイタリティあふれていたようです。

果たして作中では、どんな女性像が咲き誇るのでしょうか。

連続テレビ小説『ブラッサム』

明治三十年(1897年)、主人公・葉野珠(はの・たま)は山口県の岩国に生まれました。実母は珠が2歳の時に亡くなり、父と後妻である継母によって育てられました。女学校を卒業後、代用教員として働き始めますが解雇され、故郷の岩国を追われることになります。親戚を頼って上京したことで、珠は幼き日の夢を強く意識し、小説の懸賞応募から、作家の道を切り開きます。
しかし、世の中は価値観が大きく揺れ動く時代。
大正から昭和にかけて、関東大震災と戦争、結婚と離婚、倒産そして借金…と、珠は、さまざまな困難にのみ込まれながらも、作家として生きることに向き合います。そうした中で、小説家として花を咲かせるのです。
時には敵を作り誤解され、傷つけ傷つきながらも、自由を求めて生きることに正直であり続けた珠は、小説に思いを忍ばせることで、読む人に「幸せ」を運んでいくのです。

※実在の人物をモチーフとしますが、大胆に再構成します。登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません。

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