【豊臣兄弟!】殿を死なせない!鬼の元親を降伏に導いた谷忠澄(堀部圭亮)、史実は「切腹覚悟」の進言だった (4/9ページ)
介錯を頼む」というも、秀長は断り元親との仲立ちを依頼しました。
忠澄は、秀長の書状を持って元親のもとへ。
「今、くだれば土佐一国は領地として認める。」との内容に、
「されば、殿……」と説得の言葉をいいかける忠澄でしたが、元親は書状を投げ捨てます。いつも煮湯を飲まされていたため、もう絶対に折れたくない元親の中に、鬼が宿りました。
谷 忠澄(左)と長宗我部元親親子(NHK大河「豊臣兄弟!」公式サイトより
元親の心を動かす忠澄が持した着物長宗我部の降伏に手を焼く秀長に、秀吉が出張ってくるという知らせが届くも、
「あの方は望んで戦っているわけではない」
「家臣や領民を無駄死にさせることは望んでいない」
「長宗我部殿は強いお方じゃ。それ以上に優しいお方じゃ」
と秀長。
「強い人間は優しい」……戦国時代の日本のみならず、現代、世界中でも通じることでしょう。
秀長の思いを察した蜂須賀正勝が秀吉の説得を買ってくれました。
夜のとばりに包まれながら、苦悩する表情の元親と秀長の映像が重なります。
「殿を死なせてはならぬ」と思うように姫若子が鬼若子に変わった姿を見た谷忠澄は、秀長に「殿は差し違えても戦う覚悟。もはや、我らの言葉は届きませぬ」と伝えます。
「元親の心を動かせるものは何か」と思案する秀長軍。そこで秀長は、元親との最初の出会いを思い出したのでしょう。