【ブラッサム】秋山格之介(高良健吾)のモデルは芥川龍之介!史実では宇野千代が短編小説のモデルに (5/10ページ)
東京帝国大学を卒業する1916年(大正5年)頃の第4次『新思潮』のメンバー。右から2番目が芥川龍之介、一番右は成瀬正一、一番左から久米正雄、松岡譲。wiki public domain
写真集がでるほどの美男子だった芥川龍之介『燕楽軒』でのアルバイトは、宇野千代の人生を大きく変えました。
当時、芥川龍之介は、非常に「男前」「美男子」としても有名で、日本近代文学館からは『芥川龍之介写真集』も出版されたほどでした。
かたや、宇野千代は『燕楽軒』でアルバイト中、その美しさで『本郷のクイーン』と呼ばれたほどの人気者。
美男子&美女の二人が出会ったのに、意外と千代と龍之介との間に恋愛めいた話は見つからないようです。
この当時、千代は同時期に滝田樗陰が連れてきた同い年の今東光とのほうが仲良しでした。東光はまだ文士とも画家とも呼べるほどではありませんでした。
その頃の今東光は絶世の美少年であった。(『生きていく私』角川文庫)
東光は千代が仕事が終わりまで待ち家まで送っていったり、散歩をしたりそうです。
ある日二人で町を歩いている時のこと。千代は、八百屋の店頭で売っていた“一束二銭の葱”の安さに目を止め思わず購入しました。