『メタルギアソリッドV』のスネークがゲーム史上最高のロック・クライマーである理由 (4/5ページ)
■疲れを溜めないように登るのがカギ
手首プルプル
ハイ・ステップの動きで観たように、一度伸びきった身体を上方向に引き上げるためにも、腕の筋肉が非常に大事です。
『ワンダと巨像』には「腕力」ゲージがあり、ずっと巨像に捕まっていると疲れてしまいます。『モンスターハンター』でも、加速しながらツタなどをよじ登るとスタミナが減少していきますよね。
これらは非常にリアリスティックな表現ですが、不思議とテレビゲームの世界ではみかけないユニークな設定なのです。なので普通のゲームに登場するその他のキャラクター...つまりネイサンやエツィオは、疲れ知らずで永遠にガケを登っていくことができちゃうのです。
リアリスティックに言えば、疲れる=乳酸が溜まるということです。3:46分辺りでスネークは、生身の腕を一旦下ろしてプルプルさせたり、手首を持ち上げ下に向けて払う動きをします。
これは乳酸を溜めないように、疲れを癒やすストレッチのようなもの。この動画の場合ですと、感覚を失いつつある指先にその感覚を戻す動きでもあり、現実世界で生身の人間が行う動作をそのまま行っているのです。
ちなみにこの動作は、コントローラーを触っていない状態になるとスネークがするものなのか、それともスタミナゲージを回復している時のものなのか、実際にプレイしてみないとわかりません。