安倍政権下で数少ない光明...七生養護学校「不当介入」都議らに勝訴確定 (3/3ページ)

東京ブレイキングニュース

この人形は性器まで付いてはいるものの、普段は服を着せた状態で使用し、必要な時だけ性器の部分を露出させて男女の性器の違いや、性行為について学習する。

 ところが、都議らは自分達の主張の正しさを裏付けるのに必死だったのか、人形の洋服・下着をむしり取り、性器を丸出しにした状態の写真だけを公開して 「ほ~らダッチワイフだ~!」と大騒ぎしたのだ。まるでリカちゃん人形のパンツを脱がして喜ぶクソガキのようなメンタルである。リカちゃん人形の胸が少し膨らんでいるからといって、わざわざ服を脱がしてその部分だけを撮影して大騒ぎするアホがいるだろうか? それをやったのが今回敗訴した都議らなのだ。

 しかも話は教育に関する事だから冗談では済まない。これにより、知的障害を持つ生徒が知っておかねばならない情報を知らされず、養護学校を卒業してしまう事になったのだ。これがどれだけ不幸を招くか想像できないのだろうか?

 今回確定した判決と、2010年に確定している元校長への処分を取り消す判決とで、とりあえずは七生養護学校に対する政治家の介入は不当という結論は動かぬものとなった。しかし新聞まで抱き込んで方々から石を投げ付けられたダメージはそう簡単に癒えるものではない。また、安倍晋三や山谷えり子といった、七生養護学校事件の後に暴れてくださった連中は未だ要職にあるので、教育現場の萎縮は変わらず続くだろう。

 しかし、裁判というのは前例第一の場であるから、もし今後何か恫喝めいた圧力や暴力を受けたとしても、七生養護学校が勝ち取った判決が強い武器になってくれる。子供達が安全な人生を送るため、ひいては日本の将来のため、七生養護学校の10年以上にも及ぶ戦いを無駄にしてはならない。

Written by 荒井禎雄

Photo by 山谷えり子公式ホームページ

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