【未解決事件の闇7】女性編集者と接触した重要人物に拉致関与疑惑が浮上 (2/2ページ)
特定失踪者のリストに挙げられた被害者家族は当然、それに望みをかける。だがあまりに確証がなく、荒唐無稽な説であることが次第にわかってくる。すると、彼らは失望してしまう。
こうして被害者家族を翻弄してしまうことは罪なことではないだろうか。僕が調べた限りはTMLでの彼女の発言以外の一次情報は確認出来ていない。M氏の発言にしろ、中朝関係者の話にしろ、伝聞に尾ひれがついたものでしかなく、確度は低い。だからといってM氏の推測を100%否定するには至らない。
話をMさんとの会話に戻そう。Xに北朝鮮拉致の片棒を担いだのか、本人に直接確かめたことがあるのだろうか。
「Xは北の話が出て来てから貝になったそうです。別件の裁判で無罪放免(第2回参照)となり結婚しました。子どもができてからはますます貝になりました。私は彼に会ったことがありません」
そういって話はなんだかうやむやになった。
Written&Photo by西牟田靖