【橋下市長vs在特会】得られたメリットでは桜井氏側の圧勝か (3/3ページ)
NHKは中立性を重んじるため、普段は特定商品のCMになるような放送・映像を一切認めない。その厳しさは、音楽番組で歌詞に品名が出て来る場合に詞を変えさせるほど徹底している。それにもかかわらず、今回は桜井の自著のCMと化してしまったのだ。"NHKにCMを流す"という不可能を可能にさせてしまったのだから、ミスや失敗などという言葉では表現できない落ち度だと言っていい。
こうなると、試合自体は乱闘劇の末の無効試合という裁定であっても、お互いが得た物を比較してみると在特・桜井(通名)の圧勝である。
今後は「橋下と互角の勝負を演じた桜井」という美味しいエサを狙って、様々な猛者たちが桜井のクビを狙いに来ることが予想される。だが、私が予想するに桜井は絶対に勝てそうな相手でない限り試合を受けはしないだろう。そうなれば、桜井はこのままヒクソン・グレイシー化してしまう。それもこれも、すべては橋下の作戦ミスの代償なのである。
Written by 荒井禎雄