ソープランド街の朝、午前9時。営業開始前の「吉原」を歩いてみた (2/3ページ)

長引く不況で経営も厳しいのだろう、駐車場に転用されている場所も少なくない。
一角にはファミリー向け大型マンションも建っている。子供を自転車に乗せた主婦も普通に見かけた。
風俗街としての吉原はいずれ消滅するだろうと言われている。

女性向けホテルの前を通りがかった。地方在住でたまに東京に出て吉原で働く、あるいは終電に間に合わないコンパニオンが利用しているのだろう。

吉原を後にして入谷駅に向かう途中で、一人の女性とすれ違った。日比谷線で見かけたOLたちよりずいぶんと質素な服装で、顔にやや生気がない。ほどなく彼女はある店舗に吸い込まれていった。

店の前に積まれているのは土嚢ではなくタオル類。前日に使用された物に違いない。

半袖姿の作業員がそれらを拾って台車で運んでいく。