ソープランド街の朝、午前9時。営業開始前の「吉原」を歩いてみた (1/3ページ)
東京・浅草の鷲神社の裏手には台東病院と吉原神社、さらにその奥は日本一のソープランド街「吉原」が広がっている。
この地の酉の市が江戸時代からにぎわっているのは、当時一大歓楽街だった吉原遊郭があったからだ。遊女たちは酉の市の開催日に限り、廓の外に出て参拝することができた。
吉原神社(写真は全て編集部撮影)
出勤前に酉の市の様子を見学した筆者(参照:有名人の「売約済」だらけ! 年末の風物詩「酉の市」が凄かった)。ここまできたのだからとソープランド街を散策することにした。
多くの店は9時スタート。あと10分後にはその時刻を迎える。
店を探していると筆者は思われたのか、何人かのボーイに声をかけられた。ボーイといっても白髪交じりの年配者ばかりだが。

条例で客引きが禁止されておりボーイは店の敷地から声をかけるだけ。行く手を阻まれることはない。よくいえば条例遵守、悪くいえば行政の統制下におかれている。
吉原は送迎車のサービスが一般化しているが、これはJRの駅から遠いのと、昔は客引きが強引で一般男性がおちおち歩けなかったからだ。

現行の新風俗営業法では店舗の建て替えが禁じられている。建物の正面は派手だが、裏にまわると老朽化は否めない。直下型地震が東京を襲ったとき大丈夫か、ちょっと心配になった。