コーポレート・ガバナンス・アワード2014: 健全な企業統治・企業健全化に貢献した3大賞の発表 (5/6ページ)

バリュープレス


 正しいことを行った者に対し、不正を行っている者が、監査心理学における
「加害者と被害者のすり替え」が起こり、不正を正す監査指摘・是正行為や内部
通報・内部告発を行った者の方が「裏切り者」や「密告者」としてあたかも
「加害者」であるかのように、そして、不正を行っている者の方が「被害者」で
あるかのように装われることが見受けられます。
 米国のドッドフランク法や他国の公益通報関連法制度のような、通報者に報奨
金を与えて正しい行動に対する一定の報いがあれば生活資金にも困らないでしょ
うが、日本ではそのような報奨金制度はなく、会社からも社会からも疎外され、
正しいことを行おうとする風土が育まれないことを危惧されます。
 そこで、本企画では、報奨金のような実利を差し上げられなくとも、正しい
ことを身の危険や生活の危機に直面されたとしても貫かれている方々・企業など
に対し、社会的に応援するメッセージを届け、少しでも社会風土を変えていく
きっかけになればと願って企画・開催させて頂くこととして開催して参りました。


【注意事項】
 この「勇気ある監査役大賞」「勇気ある通報者大賞」「勇気あるガバナンス大賞」
は、選考された方や団体などの過去の隠された事実や今後の健全性を担保・確証
あるいは健全であり続けると保証するものではありません。

「勇気ある監査役大賞」「勇気ある通報者大賞」の選考の参考基準
 ・私利私欲からではない勇気ある言動・通報・告発かどうか
 ・被害者や社会など誰かの役に立っているかどうか
 ・売名行為や意趣返しとしての言動・通報・告発になっていないか
 ・正義を成すにもその成し方が正しいかどうか などに沿って選定

以上でございます。
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