知られざる「アマモ」の重要性を学ぶ

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アマモの海(K_TETSUさん撮影、Flickrより)
アマモの海(K_TETSUさん撮影、Flickrより)

[Jステーション-広島HOMEテレビ]2014年11月18日放送の地球派宣言のコーナーで、「アマモ」について取り上げられていました。

アマモの海(K_TETSUさん撮影、Flickrより)

海の浅瀬に群生する「アマモ」。そこは外敵からの隠れ場所にもなるため、海の生き物の産卵場所や生息場所となります。

その役割を後世に伝えていこうとしているのが、日本水産資源保護協会の平中哲朗さんです。

平中さんは、「夏場はしっかり緑ですが、この時期10月末ぐらいになると植物なので、茶色く枯れた状態になってしまいます。光合成をしながら海の中にたっぷり酸素を供給し、魚やたちやプランクトン等を寄せ良い循環が進んでるんだと思います。」と語ります。

海の環境に興味を持ち、研究している学生達がいました。彼らは子供たちに、良質な海の環境を作る勉強会等を開いています。彼らも海にとって、必要なものだと語っていました。

ただ海にとって大事な役割がある半面、増えすぎると海水が汚れ、漁業の妨げになったりもします。打ち上げられてしまうと、ゴミにしか見えません。

しかし、ゴミになった「アマモ」も生物たちにとっては、格好の住処になります。海の環境を整えることで、干潟に生息するちいさな生き物たちも、しっかり自生していけるのです。

「アマモ」は、私達が海からの恵みを得ることにもつながっています。「アマモ」と海水を煮詰めてできたエキスを、およそ10分熱すると、「アマモ」風味の天然の塩が出来上がります。

さらに、循環利用はこれだけではありません。海の中で、水質浄化等の役目を終えて、海辺へ打ち上げられた「アマモ」は海から山へ運ばれ、農作物の肥料になるのです。

水生植物として、そして大事な資源として海や山の豊かな恵みを与えてくれる「アマモ」。この役割を平中さんは後世に教え、里海を守る活動に繋げています。(ライター:haruhana)

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