「艦これ」と、深刻化する「空き家問題」の見えないつながり (1/2ページ)

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呉市風景(Cheng-en Chengさん撮影,Flickrより)
呉市風景(Cheng-en Chengさん撮影,Flickrより)

実はいま、日本各地で空き家の増加が問題となっている。

空き家が放置され続けていると、ゴミ屋敷化したり、火災の原因になったりする。老朽化が進むと、外壁や屋根瓦が落ちてきて、思わぬ事故も起こりやすい。不審者が住み着いて、治安が悪化する事例も多く、近隣の住民に迷惑がかかってしまうこともある。だが、所有者にはなかなか解体しない人が多い。というより、しようにもできないという。

空き家の解体がなかなか進まないのには、原因がある。家を解体して更地にすると、解体費用は数百万単位でかかるという。また、その後の固定資産税もそれまでより高くなる。所有者にとって金銭的な負担が大きいことが、最大の問題である。

呉信用金庫の珍しい「空き家解体ローン」

とはいえ、空き家問題の解決は今や社会的課題ともなっている。

そんな中で、珍しい動きだ。空き家の解体を考えている人を支援するため、2014年11月27日、広島県呉市にある呉信用金庫で、「くれしん空き家解体支援ローン」が新設された。

対象は、空き家の所有者・相続人、または土地の所有者等。同金庫の営業区域内の住人、または事業所に勤務している、満20歳以上、安定収入が見込まれる人という条件だ。

融資金額は、10万円以上200万円まで。期間は3ヵ月以上7年以内だ。融資利率は固定金利で2パーセント。

中国新聞ウェブ版の記事によれば、こうした「空き家解体」を対象としたローンは、全国的にも珍しいという。

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