近未来、人類を苦しめるであろうサイバーな10の病 (3/7ページ)
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ビジネス・IT・科学
やがて人工知能が個人のアイデンティティすら代理し、本人から学習したクラウド上の外自己(exoself)が、本人そっくりに振る舞う。
そしてサイバースペースへの移行があらかた終了した時点で自己同一性危機が発生する。
一体クラウドのどの部分が自分自身であるのか?
この問題は、それぞれ異なる環境で暮らす複数の人格を持つことによってさらに深刻化する。
どこまでが自分であり、どこからが自分ではないのか、その境界が判然としなくなる結果、個が喪失し、自己についての病的な混乱に苦しむことになる。
4. コールドスリープ後社会的統合障害

出典: karapaia
あなたが数百年、場合によっては数千年ものコールドスリープから目覚め、まったく新しくなった社会に溶け込もうとするときの状況を想像してみて欲しい。
冷凍された肉体の状態にもよるだろうが、身体はハイテクを使ったサイボーグに換装されているかもしれない。
ひょっとしたら肉体など最早なく、仮想現実上の存在になっている可能性だってある。
当然、見たこともない技術や習慣が溢れる新しい社会の暮らしには全く付いていけないだろうし、周囲の人間はまったく別の人類へと進化していることだってあり得るのだ。
ただし、この時代の生き方を直接脳にダウンロードし、そのショックを和らげることも可能かもしれない。