仰天裏側「交通取締り強化月間」はデタラメだらけ! (2/4ページ)
「ウチでは"一人何件"といった露骨なノルマはありませんでしたが、交通課長や課長代理が朝礼夕礼の挨拶の中で、"いよいよ、始まったな"といった言葉をチラつかせるんです。我々にとっては、すなわち、"少なくとも前年以上の成果を上げろ"とか、"検挙数を上げろ!"というプレッシャーにしか聞こえませんでしたね」
検挙実績は、昇進にも影響するという噂もある。そのために、現場の人間は運動期間中、とりわけ必死に"検挙"するというのだ。
「原則、交通課の職員は、運動期間の10 日間は無休でフル出勤することが義務づけられているそうです。そして、警官たち総出で些細な違反もキップを切っていき、"実績"を稼ぐというわけですね。シートベルトの未装着や、運転中の携帯電話の使用など、警告、指導をするべき取り締まりやすい違反を、特に狙ってくるでしょうね」(前出・鶴田氏)
というから、ご立派な運動の目的と実態とが、かけ離れていることがよくわかるだろう。
警察にとってはただの"お祭り"!?
「ドライバーは、交通の流れに沿って安全運転をしていれば大丈夫なんだと刷り込まれています。しかし、警察にとっては"道路交通法の遵守=交通安全"なんです。これといった具体的な危険性は関係なく、少しでも道路交通法に引っ掛かれば、びしびし取り締まっていく。つまり、日々ハンドルを握っているドライバーが考える交通安全と警察の交通安全は違う。これがわかっていない人が、この運動のいいカモとなってしまうんです」(前出・今井氏)
運動が終わったあとの警察官たちの動きを見ても、デタラメさが一目瞭然だという。
「運動後、フル出勤していた警官たちが一斉に休みを取ったり、現場に出ていたために溜まってしまった事務仕事に専念する。祭りのあとの静けさではありませんが、直後の数日間はほとんど現場に出られないらしいんです。本末転倒もいいところ。これが定例化しているなら、この運動の存在意義を問いたくなりますよ。ドライバーにとっては恐怖の期間でも、警察にとっては、ただの"お祭り"みたいなものですからね」(鶴田氏)
また、取締り以外のところでも、こんなキナ臭い情報が伝わってきた。