仰天裏側「交通取締り強化月間」はデタラメだらけ! (1/4ページ)
春と秋に年2回行われる大々的な全国交通安全運動、時折、喧伝される道路交通法違反者のニュース……。ドライバーにとっては”不満“と”疑問“ばかりの取締り強化だが、そこには、我ら市民には知られざる秘密があった――。
お祭り騒ぎの「全国交通安全運動」、告知なしの「逮捕強化」、芸能人たちがこぞって出演する「交通安全ポスターの怪」
9月21日から30日まで行われた『秋の全国交通安全運動』が終了し、ホッとひと息ついているドライバーの方も多いだろう。
10日間みっちりと、地域の交差点などに警察官が立ち、各所にテントや「全国交通安全運動実施中」ののぼりが立つ光景は、普段、交通ルールを正しく守っている善良ドライバーでも緊張してしまうはずだ。
「この運動は、"交通事故防止の徹底を図ること"などを目的として、春と秋の年2回行われます。確かにこの目的だけ見れば、素晴らしい運動です。しかし、隠れて取締りを行ったり、強引にキップにサインさせるような不当取締りが、依然として多く行われている。実際、期間中は、"無理やり違反を認めさせられた"という報告が増えるんです。これでは大義名分の下に正当化された"取締りのための取締り運動"と言っても過言ではないですよ!」
本誌でお馴染みの道路交通評論家・鶴田光秋氏も、こう捲し立てる。たびたび行われている"取締り強化"には、日常の交通マナーと同様に気をつけなければならないことが山積しているようだ。
ではまず、月別の取締り検挙数を見てみよう。
「2011年の警視庁の月別取締り件数を見てみると、1~3月は7万件前後で推移しているにもかかわらず、『春の全国交通安全運動』が行なわれる4月には、9万3025件とドンと増える。そして5月から減り始め、『秋の~』が行なわれる9月に、また4月と同等程度の9万件近くにまで上ります」
交通ジャーナリストの今井亮一氏がこう言うように、運動期間中に検挙数が急増しているのは明らかだ。警察官の姿をよく目にするため、ドライバーも重々注意をしているはずなのに、である。何か、裏があるに違いないと推測してしまうのも無理はない。
実際、ある警察関係OBは当時を振り返り、こう語る。