【CIA内部文書】暴露された「スパイが入国審査を突破するテクニック」 (1/3ページ)

東京ブレイキングニュース

【CIA内部文書】暴露された「スパイが入国審査を突破するテクニック」
【CIA内部文書】暴露された「スパイが入国審査を突破するテクニック」

 米中央情報局(CIA)の「スパイが入国審査を突破するためのテクニック」などを記した内部文書が暴露された。ウィキリークスが2014年12月21日、公開したCIA作成の文書2本――「2次審査を生き延びる――国際空港における2次審査手順に関する属性露見対策を考える」(2011年9月作成)と「シェンゲン体制のあらまし」(2012年1月作成)だ。

 米国政府の秘密指定区分上、2番目に秘匿性が高い「シークレット」に該当し、外国人に開示が許されないことを意味する「NOFORN」と印字してある。

「2次審査を生き延びる」の内容は副題にあるとおり、「属性露見対策」だ。CIA関係者は氏名や年齢、職業、国籍といった属性を偽って外国を訪れることがある。空港で入国審査を受ける際、属性偽装が露見しないよう注意が必要なのだ。

 一方、「シェンゲン体制のあらまし」はドイツやフランスなど欧州主要国が運用する共通国境政策「シェンゲン協定」の最新情報を解説したもの。欧州を訪問するCIA関係者にニセ属性がバレないよう注意喚起するものだ。

「カバー保全の絶対的重要性」。そんなタイトルの項目には、生々しい記述がある。カバーとは「ニセの属性」を意味する情報機関の用語だ。

 CIA職員が乗り継ぎのため、ある欧州の空港に到着したところ、2次審査を課せられた。米国政府発行の外交パスポートを手にする割には「カジュアルすぎる服装」が不釣り合いと判断されたようだ。2次審査で手荷物検査を受けると、カバンから爆発物の反応がでてしまった。CIA職員は「ワシントンで対テロ研修を受けたばかり」とするカバーストーリー(ニセ属性を支える説明)を口にしたが、言葉がうまく通じなかったこともあり、入管当局から「この旅行者は何かを隠している、テロリストから実地訓練を受けたようだ」と疑われたという。「それでもCIA職員はカバーストーリーを貫き通し、最終的には別便の予約が認められ、旅を続けることができた」(「2次審査を生き延びる」)

「2次審査」とは、入国を試みる旅行者を別室に案内し、より詳細な審査をすること。

「【CIA内部文書】暴露された「スパイが入国審査を突破するテクニック」」のページです。デイリーニュースオンラインは、暴露ウィキリークスCIA社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る