朝日新聞を叩く産経新聞の飛ばし・誤報史 (2/2ページ)
まったくの見切り発車で、事実確認をしていなかったのか、残念な結果になってしまった。
ネットニュースで下ネタや予定稿を誤配信 2007年の10月25日には、ネットのMSN産経ニュース(現在はMSNとの提携が終了)で「スカトロ批判は『個人的な嫌悪』 キューバ外相非難」と配信したことも。一見すると、キューバの外務大臣が排泄行為に関しての性的思考に言及したのかと思わせる。が、記事の中身は、ブッシュ大統領が行った「カストロ」政権批判の演説をキューバ外相が批判したというもの。単純にキューバのカストロ議長を「スカトロ」と書き間違えただけだった。
ちなみに、この記事はすぐに間違いに気づいたのか、配信から九分後には削除された模様。リアルタイムで見た人はかなりレアな記事だったと言えるだろう。
ちなみにMSN産経ニュースでは、2008年の北京五輪時にも、レスリング女子55キロ級で二連覇を達成した吉田沙保里に関する記事で、「強すぎる、吉田V2 吉田『神話崩壊』、連覇逃す」と矛盾する見出しをつけて配信している。記事自体も吉田が勝った場合と負けた場合の予定原稿で、勝敗すらわからないニュース性ゼロの記事が配信されていたことに…。
産経は部数が少ないために、誤報を流しても朝日ほど話題にならない、としたらそれこそ何とも悲しい状況だ。それだけに、未来につながるネットに力を入れているのだろう。ちなみにスマホ用のアプリでは、産経新聞が無料で読める(画面サイズが大きいタブレット等を除く)。是非読んでみてほしい。
写真:Wikipedia(CC0 1.0 / Umako)
(文・編集部)