【CIA内部文書】暴露された「スパイが入国審査を突破するテクニック」2 (1/3ページ)

東京ブレイキングニュース

【CIA内部文書】暴露された「スパイが入国審査を突破するテクニック」2
【CIA内部文書】暴露された「スパイが入国審査を突破するテクニック」2

 入国審査が厳しい国はどこか。筆者の経験では英語圏はどの国も厳しい。米国、カナダ、英国、オーストラリア、香港を複数回、訪れたが、そのたびに矢継ぎ早に質問を受けた。ニュージーランドと北キプロス・トルコ共和国でも根掘り葉掘り聞かれた。

 カナダでは2次審査を課せられたことがある。筆者は以前、カナダに5年ほど住んだことがあり、その後、観光や出張のため何度か再訪した。観光で訪れた際、聞かれるままに過去の渡航歴を説明したら、「別室で詳しく話してください」と2次審査を課せられたのだ。

 英語圏以外では、質問を全く受けなかったケースが大半だが、イランでは一般旅行者の列から別室に呼び出され、2次審査を課せられた。「政府観光局員」を名乗る男性が、米国渡航歴や米国文化に対する意見を長々と尋ねるという異様なものだった。口調は穏やかだったが、自身の軍勤務歴を明かすなど脅しめいた印象を受けた。情報機関員だったのだろう。

 質問を受ける場合、「入国目的」と「現地滞在先」は必ず聞かれる。入国申告書に親族や知人宅に泊まることを明かした時は、細かく聞かれると思った方がいい。米国在住の妹の結婚式に出席した際は、「なぜ妹は米国に住んでいるのか」「妹の職業は」「結婚式の日程、会場は」と詳しく聞かれた。

 入国目的を出張と明かした場合は、「具体的に何をするのか」「あなたの職業、勤務先の業種は」「相手先の業種は」「アポは取ってあるのか」など細かく質問されることが多い。

バックパッカー然とした外見で入国拒否の例も

 私は経験ないが、所持金や復路航空券を見せるよう要求されるケースもあると聞く。

 手荷物検査は日本ほど厳しい国はあまり多くないようだ。オーストラリアでは、現地に住む友人のため日本食を持参したことを明かすと、一つ一つ取り出して含有成分を説明させられた。中国と韓国、ベトナムは入国時に手荷物のX線検査があった(韓国は仁川空港開港前)。

 どんな検査に遭うかは、YouTubeにアップロードされている「Border Security」というドキュメンタリー番組が参考になる。入国審査や税関検査を撮影した実際の映像を編集した番組で、米国、カナダ、英国、オーストラリアの各国別に放送されている。

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