大仏の首を切り落とした住職 (1/3ページ)

新刊JP

仏の首を切り落とした住職
仏の首を切り落とした住職

 日本人なら見たことがない人はいないのが「大仏」。
 奈良・東大寺の大仏や鎌倉の大仏は修学旅行の定番ですが、ただ記念写真を撮って、拝んで帰るだけではもったいない!
 『巨大仏巡礼』(扶桑社/刊)は、日本中の大仏を巡る「大仏ハンター」のクロスケさんが、全国津々浦々のユニークな大仏たちを迫力満点の写真とともに紹介してくれる一冊。
 巷ではほとんど知られていない秘境の大仏や、あの有名な大仏の楽しみ方を教えてくれます。
 今回は、クロスケさんご自身にご登場いただき、大仏の魅力について語っていただきました。

―クロスケさんの著書『巨大仏巡礼』について、お話をうかがえればと思います。まずはクロスケさんが「大仏ハンター」の活動をはじめた経緯を教えていただけますか?

クロスケ:僕は元々、灯台やダムといった、いわゆる「巨大建造物」が好きで、大仏というのはその中の一つでしかなかったんです。
ただ、2003年に勤めていた会社を辞めて時間ができたものだから、当時乗っていた軽のワンボックスをキャンピングカーみたいに寝泊まりできるように改造して、嫁さんと二人で“日本二周旅行”に行ったことがあったんです。当初は一周で終わらせるはずだったんですけど、終わった時に物足りなくてもう一周。
その時の感覚からすると、大仏や大観音って日本に20体くらいはあるのかな、という感じだったのですが、その旅行のなかであてどなく車で回っただけで40体以上の大仏や大観音を見ることができたんです。

―特に大仏を探して旅していたわけではなく、たまたま見つけたものが40体。

クロスケ:そうです。おもしろかったのが、大仏といっても古いものばかりではなくて、僕は今40歳なのですが、自分が生まれた後に建立されたものも多かったことです。平成に入ってから造られたものもいくつかありましたし。
これっておかしいじゃないですか。

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